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2014年1月 7日 (火)

七所の雑炊の今日は畑で土の天地返し

午前8時50分に整骨院へ治療に出かける。
今夕から雨が降るとの天気予報に接し,寒い時期の農耕作業として,畑の上面の耕作土と下の心土を「天地返し」し,固い心土を霜にあてて病原菌や害虫を死滅させる「寒起こし」作業を,午前10時前から昼食をはさみ午後4時までホウレンソウ・シュンギク収穫後の畝で精出す。なお,午前中の作業で汗をかいたため,午後は着替え薄着で作業を継続する。
また,台所から出た野菜くずを積めていた畑隅のコンポストが一杯になり中層から下層の生ゴミは,十分発酵し完熟堆肥となっていたので天地返しで掘った畑の穴に,ブイを使って運び入れる。空になったコンポストをたわしと水道水できれいに洗い流してから再設置する。

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2ndに届いた年賀状で中学生時代の恩師が市内の中学校の教頭先生として赴任されておられることがわかったので,畑の野菜を段ボール箱に詰め込み面会を兼ね家族して訪ねお届けする。

農作業中に聞いていたラジオからは,川内の「七草」行事についてが話題になっていたが,幼き頃/昭和20年代後半~30年代初頭=半世紀前の終戦後の食い物が十分にない時代にあって,今風の「七草かゆ」を食べるのではなく,7っ歳になったらご近所(だいたい同じ歳の子供がいた)を朝方まわり,親から教わった口上を大きな声で述べ,玄関先で◯◯君や◯◯さんのおばさんから小皿に盛られ準備されていた「混ぜご飯」=(七所の雑炊/ナナトコイノズシ)を,おかべかごにひっくり返して入れてもらって回った今は懐かしい鹿児島の伝統行事を想い出し,今では七草の「せり,なずな,ごぎょう,はこべら,ほとけのざ,すずな,すずしろ」がスーパーの店頭でセットになって販売されている時代となり,時代の流れを感じさせられる。

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