ロードマン行動記

５月１１日～１３日まで，２泊３日で同僚２人と事務局４名の職員と奉職業務で，東シナ海に浮かぶ甑島に出張していました。

１１日は，川内港から天気晴朗なれど少々波高しの中，高速船甑で里港に渡り，まず上甑にある中津小学校で午前中の業務を。午後からは上甑支所での業務を済ませた後，超小型ＥＶ車/ＣＯＭＳの体験試乗を行いながら，平成３１年完成を目指し中甑島と下甑島の間で架橋工事が進む「藺牟田瀬戸架橋」の工事現場の視察を。特別に鉄板敷きの工事用仮設橋の海峡の真ん中まで案内していただく。同現場で説明をしてくださった県職員は，消防に勤めていた際の同僚で，病魔に侵され現職中に亡くなった平佐のＫ君のご子息であった。閉校した小学校あと地に開設された民間事業者による再生可能電池Ｅ事業や自然Ｒ村の施設利活用状況の見分も行う。

２日目の昨日は，午前中，里支所で業務に従事する中，友好都市の江蘇省常熟市からの訪日団一行を，五星紅旗の小旗を手に里港での出迎えに出かけ，以前同市から国際交流員として来川し，机をともにした朱君と１５年ぶりの再会を果たす。
午後からは，フェリーで里から鹿島に移動し，鹿島支所での業務に従事し，休憩時には支所長が潜って取ってきたという亀の手をおいしくいただく中，支所一隅に設けられた恐竜化石の説明を受けた後，下甑の投宿先まで送ってもらう。

そして島しょ部３日目の今日１３日は，午前中，下甑支所と海陽中学校での業務に従事した後，午後２時半過ぎのフェリーで串木野新港に上陸，午後５時半に帰宅。３日間，お天気に恵まれる中，出張用務で訪れた上・下甑島４支所では，市民目線で業務を検分する中，業務・事務改善に関してはチクリとぬるま湯に染まらないようにと厳しい示唆をすると同時に，少ない職員で島しょ部住民の市民生活向上等多岐にわたる事務に頑張っている職員を激励する。
夕刻帰宅後，昨年同様，事務局長の手配で下甑でお土産にと買い求めた深海の宝石とも呼ばれる水揚げされたばかりの「たかえび」を，ご近所３軒に配り，今年も好評を得た。