ネギ種播きサトイモ親芋を逆さ植え
今日は,二十四節気の「啓蟄」=冬ごもりのため土の中で眠っていた虫達が,春雷の音と響きに驚いて,外に這い出て来る頃とあり,昨日の「春一番」の嵐がうそのような上天気となり,日中は18.1℃まで気温は上がる。
午前8時半から小菜園へ出勤し,まず夏野菜育苗用のビニールトンネルの設置に着手。続いて亡き母から教わっていた「ネギの種播きは。3/10の陸軍記念日までに」を今年も守り,ネギの種床を準備し,種を播きお昼過ぎに上がる。
午後2時からは,昨年11月下旬,収穫後のサトイモの親株を南西隅に穴を掘って貯蔵していたのを慎重に掘り上げ,-25㌢の深溝を鍬を使い掘り,元肥を十分施し,発芽は遅れるが今年も子芋が一杯着く「親芋の逆さ植え」で60㌢間隔で2列植え付ける。(昨年と比べ3日遅い植え付け)なお,ブロッコリーの脇芽の花蕾を収穫に来たXにサトイモは極端に連作を嫌い,4~5年空けた畝に植え付け,収穫は10月からと告げると「えっそんなにかかるの!」とびっくりしていた。残った選定に漏れたサトイモの親株10個は,放置し芽が出てくれば耕作に支障が出るため,面倒くさかったが包丁で適当に刻み,残渣埋設穴に投棄。同様,ニラの分株した残り根株も残渣穴に投棄し,一杯となったので昨年暮れから11個目になる残渣穴は埋め戻す。
昨日,上川内のナフコで会った職友の勝目のTちゃんが「頂いた紅菜苔苗が上手く発育しない」と言っていたので,紅菜苔とのらぼう菜の若芽を収穫し,午後6時が過ぎていたが,味比べをと勝目の殿のお屋敷まで届ける。
宮崎県との県境にある新燃岳が7年ぶりに爆発し,午後3時からは噴煙の影響で溝辺空港は閉鎖され,明日から開かれる川内山形屋の駅弁祭の商品到着にも影響が出ていると小菜園で聴くラジオから報じられていたが,夕刻,南東の空には,灰色の雲ではない灰茶色の噴煙が流れてきているのが遠望できた。
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