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2011年3月 4日 (金)

春を求め山中の里へ遠行/シベリア抑留の話を聞く

午前中は,明日夜開催の自治会予算編成会議の資料作成に従事。自治会役員報酬と課税に関し解答することは難しいと,元担当であったので判っていつつも,現担当者は,如何様に答えてくれるか試すべく,市の自治会担当課長に電話を入れて尋ねてみる。

答えは,期待していたように「本当に悩ましい問題ですね。自治会長さんに行政はお世話になってはいますが,日本国憲法第30条で,国民の義務と明示されており,市からの少額の出会謝金ですらも所得税を差し引かさせて頂いており‥,先輩これ以上困らせないで下さいよ」でチョンに。しかし,この件を,どこまで各自治会は,深く学習して自治会役員への手当を支払っておられるのやら。

午後からは,さつま町山崎の従兄の家まで春を求めてドライブに家族して出かけ,歓待を受ける。見事に今年も旧家に伝わる何本もの梅が綺麗な花を咲かせていた。

22歳の時,陸軍の航空中尉で満州で終戦を迎えた従兄からは,2年半余のシベリヤ抑留時,ロシア軍のジュネーブ協定に基づく将校への待遇は,テレビで報じられるような悪いものではなかった,逆にジュネーブ協定そのもののを教わっていなかったこと。ロシアはジュネーブ協定を締結してない中にあっても準じた対応に努めてくれたこと。最初の捕虜収容所では,ドイツの捕虜と一緒だったとか,北緯50度近くにある収容所の近くの駅まで列車で5日間乗り,駅から収容所まで一列隊形で3日間徒歩行進させられたとか,東條英機の戦陣訓を守り捕虜の辱めはとの教育が良くなかった。あれがなければ多くの戦友が無駄死にしなくて済んだのにとの,今だから言える話しをミカンを頂きつつ聞かされた。

夕刻,会長私案の来年度自治会主要行事計画案を頂く。

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